卵を孵化させたい!という子供の希望。でもその前に心得ておくこと。

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息子が小学校4年のころ

「ニワトリの卵を温めたら孵化するかな~」

と興味を持ち始めました。

親としては、子供が興味を持ったことはできる限りやってあげたいと思うのですが、
動物の生命がかかわっているので、いろいろと親として戸惑いがありました。

でも、次の年のクリスマスプレゼントに孵卵器を購入して孵化させることに成功しました。

田舎暮らしの我が家には、ちょうどピッタリなペットで、今でも可愛く育てています。

でも、実際に孵化さえてひよこを育て、ニワトリに成長する中で

これは知っておいてほしい!

と思うことがいくつかありました。

今回は孵化させたい!という子供の思いを実現させる前に知っておいてほしいことをまとめましたので
ぜひこれから始めようと思っている人は読んでほしいなあ、と思います。

目次

孵化させることは新しい命が生まれるということ

卵を孵化させると成功すればひよこが生まれてきます。

ひよこは小さいうちは温度管理が需要で、しっかりと温度管理をしてあげないと死んでしまうことが多いです。

ひよこのような可愛い時期は1か月~2か月ほどで
すくすくと育てば、すぐに成長してニワトリらしくなってきます。

ひよこの時は家の中で飼っていましたが、やはりニワトリになってくるとお庭で飼うことになります。

そして、もし、オスのニワトリだったら毎朝「コケコッコー」と鳴き始めます。

我が家はちょうど孵化させて育て初めて2年目に入りました。

ニワトリってこんなに可愛い生き物だったのか、と思うくらい可愛がって育てています。

でも、いい加減な気持ちで孵化させてしまうと、いろいろと困ることも出てきて

結果的に死なせてしまったりすることにもつながります。

子供の興味を持つことを実際にやってみることも大切ですが、

ひとつの命を大切に育ててあげるということも、子供の教育には大切だと私は考えているので、

可愛がって育てることができるかどうかを、家族で話し合ってから孵化させてみてほしいな、と思います。

孵化させる前に知っておくこと

21日後に孵化する

温め始めた日から21日後にニワトリの卵は孵化します。

孵化する日が学校がお休みの日だったりと、家に誰かがいるという日を設定して温め始めてください。

せっかくなら孵化する瞬間を子供たちに見てもらうことで、子供の心にやきつくと思います。

生まれたら1週間ほどは温度管理が重要

我が家は1月末に孵化したので、真冬。

時期的にはちょっと悪かったかな、と思いましたが、でも、温度管理がしっかりできるよう努力しました。

ホームセンターで保温器を購入し、小さめの湯たんぽにお湯を入れて常にケースの中が暖かい状態を保ち

ひよこのエサをあげながら孵化した3羽ともすくすくと育っていきました。

孵化した時のことを考えて、育てるためのケース(我が家はガラスの大きな水槽を購入)
温度管理ができるもの、エサを入れたり水を入れておく容器などを準備しておくといいですよ。

1~2か月で屋外で飼える小屋を準備

初めてニワトリを育てるので、どんな小屋を準備したらよいのか分からず、

この時はネットで探してお取り寄せしました。

育ててみると、ニワトリの行動などが分かってくるので、自分で作ることもできますよ。

お庭があるおうちはいいですが、アパートやマンションの場合、ベランダで飼うのも飛ぶので危険です。

ニワトリになったことを考えて、飼うことができるかどうかも考えて孵化させてあげてください。

余談ですが、お友達はニワトリになったら田舎のおばあちゃんに育ててもらおうと渡したそうです。
でも、ニワトリに会いに行ったら、すでに食べられてしまい大泣きしていました。

可愛がって育てていると、ほんとに泣けてきます。こんなことにならないようにしたいです。

オスかメスかは成長しないと分かりにくい

ひよこのうちはオスかメスかを見分けるのは、プロじゃないと分からないほど難しいらしいのです。

実際に我が家は3羽孵化したのですが、成長するまでホントに分かりませんでした。

ニワトリに近くなってくると

オスは、トサカが大きくなってきてオスだということがはっきりしてきます。
さらに、3か月くらいしてくると、「コケコッコー」と鳴くようになります。

メスは、トサカもそれほど大きくならず、コケコッコーとも鳴きません。
4か月くらいから卵を1日1個産んでくれるようになりますよ。

オスは毎朝鳴く

オスのニワトリは冬も夏も朝4時半ごろに「コケコッコー」と鳴きます。

冬はまだ暗いですが、それでもちゃんと時間になると鳴きます。

田舎で暮らす我が家にはいい目覚ましになりますが、
もし、都会だったらご近所に迷惑なのかな、と考えたりしました。

かなり大きな鳴き声なので、すごく遠くの家まで聞こえるそうです。

息子のお友達の家(かなり遠いですが)まで聞こえているようでした。

田舎でも、ご近所さんから迷惑になっていないかと心配になるので、
鳴き始めたころは、「朝はやくからすみません」とひとこと言っておきました。

オスかメスかは成長してこないと分からないので、もしかしてオスだったら毎朝鳴くということを心得て
孵化させるかどうかを考えてみてくださいね。

同じ性別同士だと喧嘩する

これは孵化して成長して性別が分かってからのことなので、何とも仕方のないことですが・・・

オス同士だったり、メス同士だったりすると争いのケンカをします。

我が家の孵化したひよこたちは運よくオス1羽、メス2羽だったので
メス同士もオスが1羽いることでケンカはほとんどしていません。

ただ、時々、オスが見ていないところでケンカして片方が顔から血を流していたことがありました。

オス同士だと、もっと激しく争いあうので別々の小屋で飼うのが良いと聞いたことがあります。

良いこともたくさん

知っておくとよいことを紹介しましたが、これらの条件もほぼOKで孵化することになったら

孵化して育てていくと本当に可愛いです。

子供が孵化させたいと言ったのがきっかけだったので
うちは息子がニワトリの育て方について自分でよく調べてくれました。

少し様子がおかしい時は何かの病気ではないかと心配して調べたり、毎日ニワトリの状態をチェックしていました。

メスがいれば、4か月ほどたった頃から1日1個卵を産んでくれるので、
産みたての卵を毎朝食べることができます。

どんな生き物でもそうですが、毎日可愛がって世話をしていると、本当にお互いが言葉が通じ合っているかのようですよね。

我が家はちょうどニワトリを育て始めたころにコロナの影響で学校が休校となりました。

学校にも行けず、お友達とも遊べない日が続いていたので、
子供にとってはニワトリと遊ぶ時間が癒される時間だったようです。

親としては、ニワトリのおかげで子供たちがコロナ禍での休校中を乗り切ってくれたと感謝しています。

まとめ

ニワトリの卵を孵化させたい!と子供が言ったとき。

子供の好奇心は大切にしたい、叶えてあげたいと思いますが、孵化したら大切に育てなくてはいけない。

そこで、孵化させる前に知っておいてほしいことを我が家の経験からまとめてみました。

育ててみて分かったこと大変だったこと、良かったこともたくさんあります。

我が家は田舎暮らしなので、なんとかやっていけるという事も多かったのでぜひ参考にしてもらえたら幸いです。

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