子育てママがスーパーの惣菜で働くメリット・デメリット

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●スーパーの惣菜部は短時間労働も可能なので、子育てと両立できそう。

●子育てしながら惣菜部で働く場合のメリット、デメリットは何だろう?

子育てしながら働こうと思ったとき、

スーパーの惣菜部なら時短で働けるので両立できそうかな、と考えている人もいると思います。

今回は、スーパーの惣菜部門で働こうかと迷っている人に

子育て中の働き方目線で、惣菜のお仕事のメリット・デメリットを紹介していきます。

・スーパーの惣菜部門の仕事内容
・惣菜部で働いてよかったと感じたこと
・つらかったこと、辞めたいと思ったこと

このような内容で、私の経験から感じたことをお伝えしていきます。

子育て中の人の仕事選びに、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

目次

スーパーの惣菜部門の仕事とは

私はスーパーで働いた経験は長く、陳列も、レジも担当したことがありますが、

惣菜部門はまた全然違った仕事内容で大変さも違っていました。(仕事はどれも大変なんですが)

ここでは惣菜部門についての仕事を紹介します。

惣菜を作ってパック詰め

誰もが真っ先に思いつくのがこの作業だと思います。

惣菜を作ってパック詰めをします。

これは、料理作るのが好きな人には全然苦にならない仕事で、やっていても楽しいです。

ですが、

作る数が半端ない(汗)

勤務先のスーパーにもよりますが、出勤して衛生管理をしっかり行ったあと
決められた時間までに決められた数をパック詰めまで行うので、かなり手際よくやらないと間に合いません。

イベントなどの時はホントに大忙しでかなり大変な作業になります。

このイベント時期の大変さについては後程デメリットで紹介いたします。

作る惣菜は各スーパーでも違うと思いますが、

揚げ物(フライ)・天ぷら・焼き物・お弁当・ピザ・お寿司

これらを中心に作っていました。

各項目ごとに担当を決めてローテーションで仕事の担当がわりふりされます。

ある程度仕事をやっていくと、人によって向き不向きや得意不得意などがチーフにもわかってくるので

1人で担当する分野を2~3個に絞られます。

担当を決めるのは、自分に任された仕事をより確実に早くこなせるようにするという目的です。

陳列

作ってパック詰めした惣菜を陳列する仕事です。

レイアウトを考えながら売れる位置に陳列していきます。

作った時間ごとに陳列を並べかえたり、特売のものは別の場所に移したりしていきます。

といっても、並べるだけなので、だれでもできます。

仕込み

作ったりパック詰めだけでなく、次の日にすぐに始めれるよう前日に仕込みをして帰ります。

大型の冷凍庫や冷蔵庫に入って、大きな食材や調味料などを明日使う分だけ調理場へ持っていき、

解凍するものは冷蔵庫へ、凍ったまま使うものは調理場の冷凍庫へ移動させます。

冬場の冷凍庫での作業はかなりツライです。

発注

自分の担当している惣菜の在庫を調べ、食材を発注します。

食材だけでなく、パック詰めの容器や割りばし、スプーンなどの備品類。

マスクやふきん、ニトリルのゴム手袋など衛生用品も在庫をみて発注します。

たぶん、どこのスーパーも全員が発注するわけではないと思いますが、

私が働いていたスーパーでは最初はチーフが発注をしていました。

仕事が慣れてきたころから、私も発注の仕事をまかせられたので、パートでも発注業務をすることがあります。

責任重大ですが、慎重に、何度も確認しながら発注をかければ間違いはまずないです。

掃除

調理場の掃除は欠かせない仕事のひとつです。

とくに排水溝などはかなり匂うので、毎日きれいにしておくことが必須です。

私は時短で働いていたので、掃除をする前に退社することが多く、

年末年始など特別な時以外は、あまり掃除にかかわらなかったのですが、

最後の時間まで働いている長時間労働のパートさんは毎日のことで頭が下がります。

メリット(子育て中の仕事として)

私が子育てしながら惣菜部で働いていてよかったと感じたことは

勤務時間が短い・料理の手際がよくなる・時給が高い 

ということでした。

勤務時間が短い

惣菜部門で働くメリットは、比較的早い時間に仕事が終わるということです。

子供が低学年だったので、子供が学校から帰ってくる時間に家にいてあげたいと思っていました。

お昼すぎには仕事が終わるので、子育て中にはちょうどよい勤務時間でした。

自分で希望して早く帰るようにお願いしたわけではなく、

会社側が、12時まで、とか13時まで、という勤務時間帯を設定していたので

面接時にわざわざ早く帰ります、ということを言わなくても大丈夫なのは良かったです。

料理が手際よくなる

いろいろなメニューを覚えることができ、料理の手際がよくなります。

惣菜部門で作っているのは、比較的冷凍のものを揚げるだけ、解凍して詰めるだけ、

というのが多いですが、

巻き寿司などは自分たちで作らなくてはいけないし、天ぷらも自分たちで衣をつけて揚げます。

また、お弁当は決まった場所におかずを詰めていくだけですが、
詰め方のポイントが分かってきて、お弁当作りに役に立ちます。

そして、何より時間が勝負の仕事なので、手際よく作業するクセがついて

家に帰って自分のキッチンで調理していても、手際がよくなったと感じます。

スーパーの中では時給が高い

レジや陳列などの仕事もやってきましたが、

惣菜部門は、どこのスーパーでも時給がわりと高い設定になっています。

短い時間で働こうと思ったら、やっぱり時給は高い方が嬉しいです。

少し大変な部分もありますが、その分時給が高いので頑張れました。

デメリット(子育て中の仕事として)

子育てしながら惣菜部の仕事をしてつらかったこと、辞めたいと感じたことは

学校が休日の日に出勤・朝が早い・イベントが超大変

ということでした。

土日や年末年始が出勤になる

子育てしていると、土日や年末年始、GWやお盆期間中などは子供と一緒に過ごしたいのが本音です。

でも、サービス業はそうはいきません。

無理を言って休ませてもらうにしても1日くらい。

基本は全員出勤だったりするので、(忙しいため)

お休みしにくい雰囲気ですよね。

スーパーや飲食店などのサービス業で働くのは子供がお休みの日に仕事に出かけるという覚悟がいります。

朝早い

お昼頃に帰るので仕方ないのですが、惣菜などは朝は早いです。

鮮魚部門ほどではないですが・・・。

子供が学校に行く時間に一緒に出勤していたので、まだ子供たちには「行ってらっしゃい」とは言えたのが良かったですが、

朝はやることがいっぱいで家事をこなせずにバタバタと出勤でした。

イベントの時期は朝5時とか6時に出勤することが多かったので、

朝ご飯を作ってでかけ、旦那にお願いして子供たちに食べさせてもらいました。

イベント時は超大変

やりがいがある、といえばそれまでですが(笑)

私が働いていたスーパーでは、イベント時は超大変でした。

大変だったイベントがこちら。

・恵方巻
・土用の丑(うなぎ丼)
・GW中
・お盆期間中
・クリスマス
・年末
・お正月

恵方巻は、1人で300本を手巻きで作っていました。

おかげ様で巻くのはすごく上手になりましたけど(笑)

朝5時から終わると15時頃まで、その日だけは残業で仕事していました。

土用の丑は、ひたすらウナギを焼いて丼にして陳列。

GWやお盆、年末年始は担当によって、オードブルのセットを作ったり、寿司を作ったり。

寿司の担当になると、手が凍るくらい冷たくなってきます。
(寿司を作る調理場は冷蔵庫のように寒い部屋なので全身冷え込みました)

クリスマスはチキン、何本焼いたか?ってくらいの数です。

家に帰って食べたくないくらい(笑)

まとめ

惣菜部門の仕事は子育てしながらでも十分に働ける仕事だと思います。

ただ、自分の経験から分かることは休日出勤を覚悟して働くということです。

サービス業なので、基本は土曜日か日曜日は必ず出勤、
イベントなどがあるときは全員出勤、しかも朝早くから、場合によっては残業もある。

というのが私が働いていたスーパーの惣菜部門の状況でした。

違う場合もありますので、参考にしていただければ・・・と思います。

でも、良いこともたくさんあります。

スーパーの中では時給が高い方で、勤務時間も子供が帰ってくる時間には帰宅できることも可能です。

調理にかかわる仕事なので、調理することが好きなら続けられる仕事だと思います。

私の場合は、子供が成長してきてもっと勤務時間を長くしたいと思うようになったので

土日がお休みで勤務時間の長い仕事に転職しましたが

一緒に働いた仲間もまだ続けて働いている人はたくさんいます。

子育て中の人でこれから惣菜部門で働こうかと考えている人は、

土日祝日のお休みは出勤になるということを念頭に入れて決めるといいですよ。

子供と一緒に過ごす時間も大切だと思うので、いろいろと悩むと思いますが、

自分の子供の今の状況や家庭の状況などをふまえた上で、
勤務時間、時給、職場までの距離などを総合的に考えて仕事を決めてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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