工場の製造業は給料がいい!?給料だけで選ぶと後悔するかも

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ママ友からこんな相談。

息子が就職活動してるけど、選んでくる仕事が工場の製造業なんだよね。
夜勤あるからやめといた方がいいよ、っていうんだけど、給料いいらしいの。
現状はどう?

工場の事務職をしている私。
はっきりいって製造業の人たちはかなり給料がよいです。

でも、仕事の内容も知っている分、あまりおすすめはしない。というのが本音。

工場の事務職を3年以上やっている私が、製造課の社員を見て感じていることや現状をお伝えします。

今回の記事では、

・工場の製造業で働こうか迷っている
・工場勤務の給料ってどのくらい?
・工場に勤めるメリット、デメリットは?
・自分の時間や家族との時間はあるのか?

こんな悩み、疑問を持っている人に情報発信しています。

この記事を読んでいただければ

自分には工場で働くのが向いているのか、不向きなのか。

ということが分かってもらえると思います。

ぜひ就職活動や転職活動の参考にしてください。

目次

工場の製造業は給料が良い!?

私が工場の事務の仕事を始めて、いろいろな驚きがありました。

その一つが製造業の人たちの給料の良さ。

私が勤めている工場の製造業の人たちは中卒や高卒で採用してもらっている人が多いです。

私と同じ事務所内で図面や企画、品質管理などをしている人たちは大卒か大学院卒がほとんど。

給料は?というと、同じか、製造課の人の方が多くもらっていたり・・・・。

資格手当てや結婚している、していない等、細かい内容で個人差はありますがこれには驚きました。

さらに、製造課でもリーダークラスの人は、大学院卒や大卒で生産技術や品質管理などの仕事をしている彼らよりも

給料は多いです。

(私の勤務先の工場での話ですので、すべての工場が同じ条件とは限りません。ご承知ください)

寮生は優雅な生活!?

私の勤めている工場では、新卒やまだ20代前半の若い社員で結婚していない場合は

会社が契約している近くの賃貸アパートに住むことができます。

家賃はもちろん、光熱費まで支払ってくれるという至れり尽くせりな工場なんです。

さらに、若いからということで食事代も月に1万3千円ほど補助がもらえるという!

すべての工場がこんなサービス良いとは限りませんが、たまたま私が勤務している工場が待遇がよくて

働き始めた最初のころはホントに驚きばかりでした!

つまり、働いて手取りで入ったお給料は自分のために使えるお金ってことです。

作業服や資格も会社が負担

工場によって違いはありますが、私の勤めている工場は作業服は会社が負担してくれます。

とくに機械系などの工場で働くと作業服は油汚れですぐに汚くなっていきますが、

春と秋に毎年発注してくれるので、みんな遠慮なく注文してますよ。

そして、仕事をしていく上で必要となってくる資格取得

会社が資格試験の費用を負担してくれるので、費用のことなど考えずに受けれますよね。

働いたお金は自由に使える

私の働く工場では、(工場によって違いはありますが)

必要となる作業服は会社負担・資格取得も会社負担。

寮で生活していれば家賃・光熱費・食事代の補助まで会社が負担してくれる。

なんという至れり尽くせりなんだ!と思ってしまいますが・・・・

まとめると、働いてお給料としてもらったお金はほぼ自由に使えるお金だ、ということです。

工場の仕事<デメリット>

工場で働くことは、デメリットもたくさんあります。

ケガや事故

作業する内容にもよりますが、工場での仕事はケガや事故はつきもの

機械を相手に仕事をしていたり、薬品を取り扱ったりするので、毎日が危険と隣り合わせ。

毎朝、朝礼で「今日もゼロ災でいこう!」と声かけをしますが、本当に気を抜くと危険

夜勤などで寝不足だったり、ちょっとした悩み事で考え事などしていると
うっかりミスが大きな事故につながります。

昼勤・夜勤の交替制はやはりツライ

工場の製造業は夜勤務があり、だいたいは1週間交替で昼勤と夜勤になります。

慣れてしまえばよいのかも、と思いますが、やはりツライですよね。

私が事務として働き始めてから3年の間にも、辞める人が何人といました。

派遣社員などは夜勤が始まったとたんにずる休みをし、結局辞めるという人が何人いたことか!

人間のからだは日が昇ったら体もエンジンがかかり、日が沈んだら休むようにできているので

その自然な体のしくみに逆らうのは、どこかで無理をしていることになりますよね。

お給料がよくても、自分のからだを壊してしまうと、何にもならないので

,そのことだけは念頭においておくとよいです。

体にしみつく工場内のにおい

工場が何を製造しているのか、というのにも関係してきますが、

金属系などの工場の場合は、体に工場内のなんとも言えない匂いがしみつきます。

作業服も髪の毛も皮膚も!?

数日間の作業なら我慢できても、社員として働いている間はずっとこの匂いの中で仕事をしていく覚悟が必要です。

私の場合は事務所が工場の2階にあるので、事務所内はほとんど機械の匂いはしません。

でも場合によっては工場の製造現場の近くに事務所がある工場もあります。

そういった場合は事務職でも、ここでずっと働けるのかを考えてしまいますよね。

工場の仕事<メリット>

休みがしっかりもらえる

工場は、だいたい土日休み。

祝日はあるところが多いですが、工場のカレンダーでは他に休みを設定してある工場もあります。

また、GW、お盆、年末年始、などまとまった休みを取ることができるのは嬉しいです。

製造課(夜勤務)があれば給料はかなりよい

夜勤がある工場の仕事なら、給料はかなり良いです。

中卒や高卒などでも、ある程度の年数を働いていけば、かなり良いお給料がいただけます。

でも、工場によっては夜勤があるのに給料が期待するほどもらえないところもあるので、

仕事を選ぶときには、夜勤務がある場合、いくら給料がアップするのかを調べておく必要があります。

プライベートの時間は確保できるか

工場の製造業として働く場合、まず昼勤務と夜勤務があることが多いです。

そのため、当たり前ですが、夜から出勤ということに。

自分が一人暮らしなら何も問題ないと思うのですが、
家族と暮らしている場合はやはり家族との時間が少なくなると考えられます。

事務の仕事で人事のことにもかかわってきたので私もいろいろ感じることがあります。

結婚して家庭を持った社員の人は、「このままこの工場で働いてよいのだろうか」と思い始める人が多いです。

実際に退職した人もいますし、
考えてはいるものの、他の仕事になかなか転職できなくて

ずっとこのまま働いている、という人もいます。

そういう社員の悩みを聞くと

「働き方は変えたいけど、他を探すと今以上の給料のところが見つからない」という内容が多いです。

工場で夜勤も含めて働いていれば、かなり給料は良いです。

でも、夜から出勤して日中を寝て過ごすという逆転の生活リズムと家族とのズレで仕事を変えたいという悩み。

気持ちはよく分かるけど、結局は自分でどちらを優先するべきか考えなくてはいけないです。

まとめ

工場の製造業で働くと、給料は確かに良いです。

工場によってはさらにいろいろ待遇もよく、給料をほぼ自分の自由に使えるということになります。

でも給料だけで仕事を選んでしまうと、仕事を始めたばかりなのにすぐに辞める。

ということになりかねます。

若い人がこの先ずっと同じ職場で働こう!という思いて仕事を探すなら
人生を通してこの仕事のスタイルでやっていけるかを考えて選んだほうが良いです。

でも、とりあえず若いうちは自分がやれる仕事をやっておこう!という考えなら全然問題ないと思います。

今は仕事がツライと思ったらすぐに辞める人が多いです。

仕事しながら転職サイトなどに登録して仕事探ししている人も私の社内にはいっぱいいます。

仕事の選び方は人それぞれなので、自分に合った仕事を選んでくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

少しでも仕事探しの参考になれば幸いです。

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